熱く語ってしまう癖

先日、家事代行業を自分たちで立ち上げたいっていう50代の女性お二人にお会いしました。
雇われではなく、自分たちで立ち上げたいという話。
うんうん、いいねぇー!と、こういう元気のいい女性がいることに感銘を受け、どのように開業したのか、どんなポリシーを持ってやっているのかを、家事代行サービスの可能性などパワポで作った資料を提示しながら語ったのでした。
「ねこの手メイドサービスは人の恵みをお届けするサービスなんです!
 実家のお母さんに手伝いに来てもらうみたいな感覚をお客様に味わってほしい!」
「パソコンは苦手、、とか言わないでまずはやってみるという姿勢が大事!」とか、
「お困りの方はたくさんいらっしゃいます。だから私たちがみんな手を取り合ってやっていきましょう!」
そして、ねこの手の企業理念や社訓(お正月に作ったもの)を見せながら熱く語りました。
きっとこの方たちに伝わったはず。。。。。はじめの一歩を踏み出す何かのお役にたてればいいな、
そう願いながらその場を後にしました。
後日、一人の方は私の熱い語りにドン引きしたようで、
「すごい高いところを目指していて、同じようにやるのは難しい」
とおっしゃっていたそうです。
むむむむ!!信念をもって熱く語っても相手によりドン引きされてしまう場合もあるのですね。
`自分でやりたい=ばりばりやっていきたい`
ではないという事、今回のことで学んだのでした。ペーシングという言葉があるように、まずは相手がどんな開業の仕方をのぞんでいるのか、どんな仕事のやり方をしたいのかをまずはじっくり聞き取りをした上でのご提案をしなければならないと反省しました。お客様に対するのとまったく同じですね。
修行の日々です。まわりの方々に成長させてもらっている事を実感。それでも私は家事代行の松岡修造といわれるようになりたいです(笑)