ハマグリ バター焼きVSホンビノス バター焼き

もうすぐひな祭りですね。
ひな祭りの時に、はまぐりを食べる風習があります。まずは、はまぐりを女の子の節句に出す理由。
これはハマグリの殻がほかのハマグリの殻とは絶対に合わないことから、「貞操堅固である」という意味があるのです。江戸時代の武家社会では、女子の貞操は絶対に守らなければならないという不文律があり、嫁入り道具にハマグリ(貝合わせの道具を入れる貝桶)を新郎の家に運んだそうです。
おおーなるほど!!
お雛様飾りのお道具の中にもはまぐりに絵が書かれたものが入っています。
そういう意味だったんですね。

そして、タイトルのはまぐりバター焼きVSホンビノスガイバター焼き。

そもそも「ホンビノス」とは???

東京湾に生息する。もともと日本には存在していなかったが、1998年に千葉県・幕張人工海浜で発見され、1999年に京浜運河、2000年に千葉港、2003年に船橋付近で発見されており、以後、東京湾内で繁殖している外来生物。原産地である北米大陸から船舶のバラスト水に混ざり運ばれ、東京湾に定着したと考えられている。<ウィキペディアより>
そうなんです。ホンビノスガイって外来種の貝です。日本に住み着いて15年ほどですね。バブル期に来日。その後の不況にも関わらず定住&繁殖。これは、ある意味たくましく生きる象徴として縁起がいい貝と言えます。
そんなホンビノスガイとはまぐりの味の違いを検証。
●はまぐり(黒い食器)は、濃厚でジューシー、塩味はちょうどいいかな。中ぐらいの大きさ1キロ1500円~2000円
●ホンビノスガイ(白い食器)は、割と蛋白だが味は濃く、塩味が強い。中ぐらいの大きさ1キロ700円~1000円
<まとめ>
ホンビノスガイって、白ハマグリとして売られていたり飲食店で出されていることもあるぐらい、味には大差がありませんでした。価格が上記の通り倍ぐらい違うので(時価は変動ありますが)ホンビノスでもいいですね!しかし、今日初めてホンビノスの存在をしりましたが、ハマグリでもホンビノスでもどちらでも味に遜色はないです。